芋煮カレー

山形の方の発想力に、頭が下がります。
東北に来てから、秋に「芋煮(河原で大勢で芋の入った汁物を作って食べる)」なるビックイベントに参加するようになりました。芋煮は、宮城ではじゃがいもと豚肉の入った味噌味の、豚汁のようなものを食べるのですが、山形では里芋と牛肉で醤油味、しかも、しめはカレーのルーとうどんを入れて、カレーうどんにするのだそうです。そのカレーうどんから発展して、「芋煮カレー」というものまで販売されています。
「やまがた 芋煮カレー」
http://e-yamazawa.com/SHOP/imoni_02.html
これが結構おいしいらしい、という話は聞いていたのですが、別に食べたりするつもりはありませんでした。しかし先日、カレーを作ろうとしたら、あろうことか、じゃがいもがない!そして、なぜか里芋がある!これは、芋煮カレーを作れ、ということではないだろうか…。
そこで、まずは山形版の芋煮を作って、そこにカレーのルーを入れてみました。すると、これが本当においしかったのです。里芋のねっとり感が、カレーにとても合います。そして、芋煮の甘い醤油味がカレーの隠し味になって、普通のカレーよりもこくがありました。これは、我が家の定番メニューになるかもしれません。