政治と研究職

民主党が「最先端研究開発支援プログラム」の凍結と選定のやり直しをする方針です。偉い先生方しか影響しない話かもしれませんが、研究者の端くれとしては、これから他の研究の予算がどんどん削られたりするのではないか、と不安になってみたりします。
でもよくよく聞いてみると、機器購入ではなく人件費にあて、ポスドク雇用を増やすように変更するとか、逆にいい話のようです。ちょっと安心です。
学生の時は政治にとてもうとかったのですが、研究職っていうのは政治に影響されやすいのですね。今、私にも影響がありそうなのは、研究の出張で航空会社のマイルが貯められなくなるかどうか。外務省の事件の余波ですが、普通の会社の出張ではマイルが貯められるのに、研究職の出張ではマイルは貯められない、というのも、ちょっと変な話に聞こえます。費用が税金だということと、使用する航空会社に偏りが生じるという意味では、問題があるのかもしれないですけれどもね。