「魂をゆさぶられる悪魔的な演奏」というのは、すばらしい例えだと思います。
最近、協奏曲が好きになったので、ピアノ協奏曲の新しいCDを買おうと探していたところ、ホロヴィッツが演奏する、ラフマニノフのピアノ協奏曲第３番に目がとまりました。「悪魔的な演奏」というコメントに心ひかれて買ってみたのですが、聴いてすぐに気に入ってしまいました。
疾走感と躍動感がすごい。緻密で丁寧な演奏というわけではありません。でも、それが気にならないのです。ひたすら追いつめ、高みにのぼっていく感じ、というのでしょうか。これでまたしばらく、デスクワークの時間が楽しめそうです。
