年末はやっぱり第九!

合唱の力はすごいです。
今年の年末はべたに第九を聴こう、ということになり、サントリーホールで開かれた東京交響楽団の特別演奏会「第九と四季」に行ってきました。前半はビバルディの四季の春と冬、後半はベートーベン交響曲第9番合唱付です。
前半の四季には若きバイオリニスト、郷古廉さんが登場。若々しく、美しい演奏で好感が持てました。しかし、どうも観客が騒がしい。ごそごそしたり、咳払いが多かったり…。そして、バイオリニストのアンコールを期待していたのですが、時間がないのか、アンコールはなし。残念…。
後半はいよいよ第九です。東京交響楽団は弦が美しく、第九よりも四季の方が好みだなー、と思っていたのですが、合唱でバスのソロが始まってから、空気が一変しました。圧倒的な合唱の圧力に、やっぱり第九を聴きにきてよかった、と思ったのでした。
アンコールの曲は、まさかの蛍の光。会場が暗くなり、ペンライトまで登場して、一気に年末の雰囲気になりました。私はちょっと笑ってしまいましたが、隣の旦那さんはとても感動していました。
ヨーロッパでは、クリスマスにチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」や、ヘンデルの「メサイア」を聴くのが一般的とか。お国によって様々ですね。