20歳のときに知っておきたかったこと What I Wish I Knew When I Was 20

日本の大学でも、こんな授業があったら、楽しそうです。
起業コンサルタントが書いた、人気のある本を読んでみました。起業するためには、イノベーションするためには何が必要か、について書かれています。まだ第6章の途中までしか読んでいませんが、少なくとも第3章までは、面白い本でした。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード集中講義 ティナ・シーリング著
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一番面白かったのは、第1章のスタンフォード大学の集中講義の様子です。
「あなたの手元に5ドルが入った封筒があります。封を開けたら、そのお金を2時間以内にできるだけ増やしてください。」
この課題に、学生達は素晴らしい回答を出します。勉強ができるのとは違う、「賢さ」について考えさせられます。続く第2〜4章は、どのようにしたらイノベーションができるのか、具体的な方法について書かれていて、勉強になります。実際に実践できるものばかりです。
しかし、実際のビジネス成功者の例があげられ始めてから、面白さが減少していきました。例の数が多いし、やはり、成功者の話を聞いても、ピンとこないというか…。
ただ、最初の1章を読むだけでも、この本を買う価値はある気はします。新しい研究テーマも、この方法を使えば思いつくのかも?