ラフマニノフの「前奏曲 鐘」

バンクーバーオリンピックに向けて、気分を盛り上げようと思っています。
この前、フィギュアスケート浅田真央選手がフリーの演技で使っている、ラフマニノフの「前奏曲 鐘」のCDを購入しました。「前奏曲 鐘」は、正式には「前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 (Prelude Op.3, No.2 in C sharp minor)」で、ラフマニノフの有名なピアノ曲の一つです。通常、ラフマニノフの鐘と言うと、合唱交響曲の鐘のことをさしてしまいます。
前奏曲嬰ハ単調がなぜ鐘なのか、というと、鐘の音から曲のインスピレーションを受けたためとか、アメリカで出版された際に「モスクワの鐘」という題名が使われたためだそうです。大ヒットしたため、後にオーケストラ版が出されました。フリーで使われているのはオーケストラ版ですが、ピアノ版の方を聴いてしまうと、やっぱりピアノが一番しっくりくるような気がします。
12日まで、ショートの「仮面舞踏会 ワルツ」と合わせて聴いて、オリンピックを楽しみに待ちたいと思います。