かいじゅうたちのいるところ

暖かさが足りないのです…。
予告編のかいじゅうの姿に一目惚れして、映画「かいじゅうたちのいるところ」を観にいきました。確かにかいじゅうはかわいかったのですが、映画のテイストが期待とは全然違い、ちょっと残念な感じでした。
かいじゅうたちのいるところは、原作がベストセラーの絵本なので、映画もファンタジーで、見終わった後にきっと暖かい気持ちになるだろう、と思っていたのです。しかし、予想よりも現実的で、家族のいざこざ、かいじゅう同志のいざこざがリアルに描かれていて、「家族って難しい」というメッセージを全面に打ち出していました。好きだからこそ傷つけ合う。傷つけ合うけど、家族だから離れられない、みたいな。絵本の内容と少し異なるかもしれません。
思春期の人や、子どもを持つ人は、この映画に共感ができるかもしれませんが、私はあまり入り込めませんでした。観るのはDVDでもよかったかな?