ナラ枯れと紅葉

市場価値がないから枯れてもいい、と思っていたら、大間違いです。
京都では、ナラ枯れによって紅葉が減っているようです。

朝日新聞 紅葉の名所に異変 ナラ枯れ拡大、常緑樹増えモミジ衰退
http://www.asahi.com/eco/OSK201011230111.html

ナラ枯れによって、黄色く色づくはずのナラやブナが赤茶けてしまっているそうです。その他にも、常緑樹が増加しているため、カエデやモミジが育たなくなって、紅葉の質がますます落ちているとか。観光業で成り立っている地域では、致命的になりかねませんね。
森林管理事務所では、常緑樹を伐採することで日当りを良くし、モミジを育てようとしているようですが、ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシは走光性があるため、常緑樹伐採によってナラ枯れが拡大しないか、心配です。